ガン終末期における看護 ~希望のエンドウ豆~

きらり看護

突然告知を受け、ガン終末期を生きるA氏に何ができるのか。死に直面した患者に対し行った看護介入について学びになったことを報告します。

・患者紹介
 A氏 70代 家族:夫 子供
 兄弟2人も癌でなくなっている

・倫理的配慮
 本人へ説明し同意を得た。また、個人が特定されないようにした。

・入院経過
 検査にて膵頭部癌(リンパ節・腹膜播種)が見つかり、告知を受ける。
 腹部痛・嘔気嘔吐が強く寝たきり状態になっている。
 告知を受ける⇒腹部痛・嘔気嘔吐の症状が強く出現みられた。
 以降も症状の出現が告知前に比べ多くなり苦痛を伴う時間も多くなった。

★苦痛を伴う時間が増え、A氏のQOLは低下している状態。
 ガン終末期という最期の時間を生きるA氏に何ができるか。
 A氏がいままで生きがいとしていた、家庭菜園を最後のやりたいと発言があった。

★A氏の希望を叶えたい
 病棟でえんどう豆を植えてみんなで育てた。

・結果
 患者にとって楽しい時間を過ごし、癌であることから離れる事ができれば一つの緩和ケアになる。残された時間をその人らしく、尊厳のある時間を過ごしてもらう事は終末期における看護ケアで重要であると学ぶことができた。

今も、えんどう豆はすくすく育っています。
正面玄関前の花壇にあります。
皆さんも、A氏のえんどう豆を見てみてください!!

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